ツーリングマップル関東版の案内文を見ていて、
行きたいと思う場所が何カ所かある。
その上位に分杭峠というゼロ磁場パワースポットがあった。
分杭峠をインターネットで調べると、
その場所がTVで紹介された為、訪れる人が多く、
今ではシャトルバスでしか行けないという場所。
せっかくのパワースポットなのに、
人が多くガヤガヤしていると落ち着かないので、
平日の6月10日(金)に1泊2日で行ってみることにした。
自宅を8時過ぎに出発、
圏央道~中央道と高速道路で甲府昭和ICまで行く。
そういえば、ジェベルで高速道路を走行するのは初めて。
ジェベルの性能的には110kmぐらいの速度が出せそうだが、
100kmを超えるとエンジンの振動が酷く、
自分がついていけなかった。
甲府昭和ICから国道20号で北上し富士見町で入笠山へと入る。
高度を上げると木々が新緑のみどりでとてもきれいだった。

入笠山の牧場を抜け

南アルプスの麓を走る林道"黒河内林道”のまで行くと、

崩落による通行止めだった。
それならばということで高遠まで抜ける
”町道高嶺線”へ向かうが、

舗装工事により全面通行止めだった。
結局、入笠山から152号線へ抜けて
分杭峠方面に向かう。
途中、南アルプスむら長谷で
有名な”クロワッサン”をいただく。

13時頃に行ったのだが、もう殆ど売り切れ状態で
最後のクロワッサンを何とか食べることができた。
パリパリのクロワッサンおいしかったです。
それから152号線を南下、分杭峠の偵察もかねて、
分杭峠より先にある中央構造線北側露頭まで
行ってみることにする。

北側露頭を一言で言うと、
日本最大の断層中央構造の断層が見える場所
(詳しくは北側露頭で検索をしてください。)
インターネットの情報ではここもパワースポットだという。

ここを境にオレンジ色の地質と灰色の地層が
くっきり分かれている。

ここで30分くらいボーっと川を眺めてから、
次に分杭峠へ向かう。

分杭峠付近は道が狭く、
峠付近には駐車禁止のポールが立てられていてる。
平日ということもあり人・車は少ないが峠付近の駐車は断念して、
分杭峠より南側にある林道入り口付近が道幅が広いため、
そこにバイクを止めて分杭峠まで歩くことにする。

分杭峠は先ほどの中央構造線の真上にあり、
その構造線のお互いの地層から、
正反対の2つの磁界が均衡して発生する事により、
一見ゼロに見える場所から「気」が発生しているというところ。
ここがテレビで放映されパワースポットとして大人気だという。
(詳しくは分杭峠で検索してください。)
インターネット情報を基にゼロ磁場といわれる所に歩いて行ってみる。
そこは林道の途中にあり、林道入り口には車両通行止めゲートがある。
そこを抜けると、今日3度目の通行止めにあう。

しかし、ゲート中央に人が通り抜けられるスペースがあり、
自己責任においてその先まで行ってみると、
土砂崩れで道が無くなっていた。

土砂崩れの箇所を観察すると、
人が乗り越えて歩いたような後があるため、
その先へと行ってみることにする。
数分歩くと、ゼロ磁場と言われる所に到着。

平日と言うこともあり誰も居なくとても静かなところ。
風と清流の音だけが聞こえてくる。
早速、水場で水を1杯いただく。冷たくて最高にうまい。!!

そして、この水でコーヒーを沸かす。

こりゃまた、最高にうまいコーヒーだった。
ここで1時間ぐらいボーっと過ごす。
途中、何組か人が来たぐらい。
正直、ここにきて自分自身が「気」を感じる事は出来なかったが、
ここに居るだけで、自然に癒されてとてもリラックスできた。
そして、もう一つ気場に行ってみる。
ここは分杭峠駐車場から少し下った場所にある。

ベンチが置かれていて、ここでもボーッと30分くらい過ごす。
とてもまったりしてしまい、重い腰を上げバイクに戻る。
バイクに乗り、来た道(152号)へ戻ろうとした時、
横に倒れている看板を発見。

その看板にはこう書いてある。
”高森山林道 鹿塩マイロナイト帯を横断する国際的な研究ルート”
っという事はここは世界的に珍しい林道なのか。。。
この時点で時間は16時過ぎ。
そしてこの林道はツーリングマップルにも、
ハッキリとは記載されておらず、
この先抜けられるのかどうか、、、
林道の入り口付近はフラットなダートで道幅も広め。
そして、「どうぞ!!」と言わんばかりに
直ぐそこのゲートがオープンしている。
「よし行ってみよう」と思い林道へ突入。
鹿塩マイロナイト帯がどれなのかわからなかったが、
途中まで道幅が広い走りやすいダート。
途中、何頭もの鹿にも遭遇した。

しばらく走っても行き止まりになることもなく、
どんどん山の奥深くに入っていく。
途中看板も無く、時間的にもだんだん不安になってくる。
40分ぐらい走ってからだろうか、
途中から山を下る感じになり、
道幅もかなり狭く路面も荒れてきた
そして現れたのが、、、

チェーンが張られていた。
そして、これ以上、進入禁止の看板も出ている。
ここまで走ってきて、来た道を戻ると途中で日が暮れそう。
しかし、よく見てみると、
進入禁止の看板は自分の来た方向とは逆の方向をいている。
と言うことはここを抜ければ林道出口が近いのではないだろうか。
そう考えてチェーンを持ち上げてみると、かなりゆとりがあり、
ギリギリでジェベルを潜らせる事ができた。よかった!!
そこから少し下ると、折草峠にぶつかった。
折草峠の看板を見ると、
ここは林道ではなく治山運搬道とのこと。なるほど。。

舗装された道路に感謝をしながら、
一路伊那市に向かう。
目的は友人に教えてもらったお店(たけだ)でカツ丼を食べること。

ここのカツ丼はお肉がとても分厚く、
普通サイズを注文してもお腹いっぱいいただきました。

このボリュームで880円なのは、とてもお得なお店だと思う。
満腹感に満足して、宿がある諏訪湖へと向かう。
宿は諏訪湖のユースホステル(ユーペンハウス)に宿泊した。
とてもきれいでおちついた雰囲気のユースでした。
本日の走行距離 351Km
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